2023年9月18日放送

日本のふるさと 遠野まつり

日本のふるさと遠野まつりがおとといから2日間開催され、市内の郷土芸能団体が一堂に会して秋の遠野郷を盛り上げました。威勢のいい遠野仙人太鼓の演舞で幕を開けたことしの遠野まつり。初日は、遠野駅前通りで市内の郷土芸能44団体、総勢およそ2,600人による郷土芸能パレードが行われました。郷土芸能パレードの後はしし踊り大群舞が行われ、市内のしし踊り11団体総勢およそ470人が躍動感あふれる踊りを披露しました。また、夕方からは37団体による郷土芸能共演会と神楽共演会が駅前通りと市役所本庁舎前で披露されました。夜の遠野が創りだした幻想的な世界観の中、会場で響く威勢の良いかけ声や煌びやかな姿に多くの観客が魅了されていました。そして、遠野まつり2日目のきのう(17日)は、遠野郷八幡宮で遠野南部流鏑馬と神楽共演会、馬場めぐりが行われました。遠野郷八幡宮には、県内外から多くの観客が訪れるなか、はじめに遠野南部流鏑馬保存会による流鏑馬が披露されました。つづいて、八幡宮の神輿が八幡神楽や長野ししおどりを従えて馬場をめぐる神事が行われたあと、市内の郷土芸能団体による馬場めぐりがスタートしました。馬場めぐりでは、南部ばやしを先頭に神楽、しし踊りなど市内それぞれに伝わる伝統的な舞、また華やかな手踊りや勢いある神輿が次々と披露されました。また、神楽殿では市内の神楽団体4団体による、神楽共演会が行われました。4年ぶりに通常開催となった日本のふるさと遠野まつり、2日間、市内は笛や太鼓、おはやしの音が響きわたり、大きな盛り上がりを見せていました。

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