2023年9月19日放送

遠野市・インドネシア・プルバリンガ市友好関係結ぶ

インドネシア共和国プルバリンガ市の公式訪問団が先週金曜日(15日)遠野市を訪れ、技能実習生の受け入れに関する友好関係を結びました。遠野市を訪れたのは、インドネシア・プルバリンガ市のディアハユニンプラティウィ市長など10人です。プルバリンガ市公式訪問団は、人材開発や産業、経済、教育・文化など多面的な国際協力関係の構築を目的に遠野市を訪れました。プルバリンガ市は、インドネシアの首都ジャカルタからおよそ370キロメートル離れた中部ジャワ州にある人口およそ100万人の大規模な地方都市で、輸出用のココナッツ砂糖やコーヒーの生産が盛んです。本庁舎で一向を出迎えた多田市長は、「お互いの有益な交流を続けていくためにも国や地域の事情を共有して、よりよい信頼関係を築いていきたい。そのためにも、フレンドリーな交流をいろいろとしていきましょう」と歓迎のあいさつをしました。また、プラティウィ市長は、「遠野市とプルバリンガ市が持続可能な関係性を築いていくためにも技能実習生の受け入れの連携だけでなく、観光や農業など他の分野でもさらに関係性を深めていきたい」とあいさつしました。このあと、あえりあ遠野に場所を移して歓迎交流会が開かれ、はじめに多田市長とプラティウィ市長が国際協力の構築に関する意向表明書に署名しました。この意向表明書には、技能実習生の受け入れをはじめとする人材開発に関する協力や経済・産業に関する協力など4つの項目が記されています。乾杯の後の歓談では、インドネシアで第2の国歌と言われるほど世代を超えて歌い継がれている日本の歌「心の友」を出席者全員で歌い、遠野市とプルバリンガ市の友好を深めました。なお、遠野市とプルバリンガ市は、今後、技能実習生の受け入れなど具体的な内容について協議していくとしています。

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