2023年9月20日放送

4年ぶりに通常開催 市民と議会との懇談会 始まる

今年度の「市民と議会との懇談会」がきのう(20日・水曜日)から始まりました。この懇談会は、市民と地域の課題や遠野の未来について意見を交換し、今後の政策に生かそうと毎年開かれています。これまでの3年間は、コロナ禍のため、アンケート調査や関係者のみの出席とするなど制限が設けられて行われてきましたが、今年度は、5類に移行したことから、4年ぶりに通常の開催となりました。初日のきのうは、遠野地区の各自治会など住民12人のほか、議会からは、菊池美之議員宮田勝美議員小松正真議員佐々木恵美子議員菊池浩士議員小林立栄議員が出席しました。今年度の懇談会は、「小さな拠点による地域づくりの現状と課題、未来についてかだってみよう」をテーマに一問一答で行う対面形式とグループに分かれ対話を行うグループ形式で実施されます。きのうの懇談会では、3つのグループに分かれて、机に置いてある質問カードをもとに日ごろ感じている課題や今後どのようなことをしていくべきか、意見が交わされました。各グループでは、「人口減少」「高齢化」の言葉が目立っていたなか、「遠野まつり」の話題も上がり、世代間の交流や地域がひとつにまとまるのは、「お祭り」ではないかといった話が出されていました。また、地域づくりの担い手不足について、「普段から気軽に話し合える機会がほしい」「アンケートに記入してもらうなどの工夫が必要ではないか」「地域づくりに参加してもらうためには若者を対象にした行事を行うことも大切では」といった考えも寄せられていました。なお、懇談会で出た意見や提言については、議会全体で検討し今後の政策などに役立てるということです。また、市民と議会との懇談会は、このあと9月30日まで市内10会場で予定されています。

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