2023年9月20日放送

こども本の森 遠野に写真絵本 贈る

八戸市在住の女性が今週の日曜日(17日)こども本の森遠野に写真絵本を贈りました。この日、写真絵本を贈ろうとこども本の森遠野を訪れたのは田野畑村出身で現在は八戸市に住んでいる熊谷満美子さんです。贈呈式では、熊谷さんが写真絵本「漁師犬タロウ」をこども本の森運営企画室の伊藤室長に手渡しました。贈られた写真絵本は東日本大震災の津波に流されながらも奇跡的に生還を果たした犬の「タロウ」とその飼い主で熊谷さんの弟である「佐々木公哉」さんの絆を描いたものです。今回の寄贈には「被災地の文化復興拠点」として建てられたこども本の森遠野に写真絵本を置き多くの人に読んでもらいたいとの熊谷さんの思いが込められています。伊藤室長は「震災当時タロウが被災地に希望を与えたようにこの本を手に取った人たちにも希望を与えてくれる一冊になるのではないかと思います」と感謝していました。なお、写真絵本「漁師犬タロウ」は現在本の森入り口にある特設スペースに並べられています。ぜひ一度手に取ってご覧になってみてはいかがでしょうか。

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