
上郷町出身の作家若竹千佐子さんを囲む「語らいの場」が先週土曜日に上郷地区センターで開かれました。上郷町出身の若竹千佐子さんは、2017年に「おらおらでひとりいぐも」で史上最年長の文藝賞を受賞し、翌年には新人作家の登竜門とされる芥川賞を受賞し一躍時の人となりました。この日は40人を超える上郷町民が若竹さんを囲み、ふるさと上郷の思い出や作品に込める思いなどを話しました。また若竹さんは自身の母親を思い起こし、当時の苦労話などを笑いを交えて集まった人たちに伝えていました。話しの最後には、71歳となった今でも何かに挑戦したい気持ちを持っていて、ゆっくり自分のペースで物事を進めて行きたいと話す若竹さんの言葉を、会場の人たちはうなずきながら話しに耳をすませていました。